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びわこ水産 ゑびす ビワマス水揚げ情報

2023年6月15日

 

本日の一本釣り天然ビワマス水揚げ情報です。

釣れ方や個体差、季節にも左右されますが船上でビワマスを採捕した直後に即座に〆る方法は、手間が掛からず効率的です。

しかし、ビワマスの状態や生簀の水温を管理し、時間をかけ活け越しを行うことによりビワマスの体力が回復した状態のタイミングで〆ることにより血抜けも良くなり、血栓の残存も格段に減少します。

このような方法を含め段階的に行う作業で、魚が硬直するまでの身の活かった状態を可能な限り維持し、良い品質を保つことができます。

時間配分や生簀管理など、手間がかかる工程ではありますが、当日水揚げされたビワマスを、当日に消費される目的だけでなく、熟成させることも考慮し、最高の状態に仕立て上げるために当船では、受け継いだ知識に基づいた手法に加え、独自で知り得た知識や技術もアレンジし最適な状態に仕上げられるよう努めています。

当船では一本釣り天然ビワマスの販売において、ビワマスの最良な状態を追求するため、以上の工程を必須作業項目としています。

まだまだ未知なる部分も多い魚の仕立てまでの一部分で手間は掛かりますが、このような工程を行うことで、品質の高いビワマスを提供することができます。

 

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